フィギュアスケートの全日本選手権女子で、紀平梨花選手がショート(SP)とフリー(FS)で合計3本のトリプルアクセルを決めて208.03点で3位に入賞しました 🙂 

 

しかし紀平梨花選手は年齢制限の規定により、2018年の平昌五輪に出場することができません。

 

そもそも何故フィギュアスケートには年齢制限が設けられているのでしょうか?

 

 

紀平梨花は全日本選手権3位でも年齢制限で平昌五輪対象外

紀平梨花選手(15)が2017年のフィギュアスケート全日本選手権3位に入賞しました!

紀平梨花

 

紀平梨花選手は浅田真央さん以来となる、1試合3本のトリプルアクセルを成功させるという快挙で、本当に素晴らしい演技でした(*^^*)

 

特に2本のトリプルアクセルを決めたFS(フリー)では、TES(技術点)は出場選手トップの79.53点をマークしていて、これは1位の宮原知子選手のTES72.75点を6.78点も上回っているんです!!

 

紀平梨花選手の全日本選手権FSの動画がこちら。

 

紀平梨花選手のトリプルアクセルは安定感抜群で、見応えありますね!!

 

紀平梨花選手はこんなに素晴らしい演技を披露できるにも関わらず、2018年の平昌オリンピックには残念ながら年齢制限により出場できません 🙁 

 

いったいどうしてオリンピックのフィギュアスケートには年齢制限があるのでしょうか?

 

 

五輪フィギュアで年齢制限を設けている理由

フィギュアスケートでは、オリンピック前年の6月30日までに15歳になっていない選手がオリンピックに出場することを禁止しています。

 

この年齢制限は1996年に国際スケート連盟(ISU)によって定められました。

 

ISUがオリンピック出場に年齢制限を設けた理由は、

少年少女の精神的な重圧や過度の練習により成長の妨げとなることを防ぐため

としています。

 

15歳未満で成長期にあるフィギュアスケート選手が、オリンピックを目指すあまり練習に熱を入れすぎて、成長に支障をきたしてはいけない、というもっともらしい理由です。

 

しかし、ISUが年齢制限を設けた当時は

前年の世界ジュニアで3位以内に入ればオリンピックに出場できる

という特例がありました。

 

この特例が撤廃されたのは、1998年の長野オリンピックでタラ・リピンスキー選手が15歳8ヶ月金メダルを獲得し、その後すぐにプロへ転向したことが原因と言われています。

 

人気と実力のある若い選手がプロへ転向してしまうと、アマチュア競技の盛り上がりに欠けてしまいます。

 

つまり、ISUはオリンピックで頂点に立った若い選手がすぐにプロへ流出するのを避けたかったために、オリンピックへの年齢制限を設けたのです。

 

かつては浅田真央さんも、14歳でGPファイナルに優勝するだけの実力がありながらトリノオリンピックには年齢制限で出場することができませんでした。

 

紀平梨花選手は2002年の7月21日生まれなので、あと1ヶ月誕生日が早ければ五輪出場のチャンスがあったかもしれないです。

 

確かに医学的見地からしたら、ISUが年齢制限を設ける理由はもっともらしく思えます。

 

しかしフィギュアスケートの10代前半の選手が柔軟性や軽やかさを活かした演技は妖精のようで魅力的ですし、他の競技を見ても例えば水泳で当時14歳の岩崎恭子選手が金メダルを獲得した事例もあります。

 

フィギュアスケートのオリンピック出場の年齢制限は、考え直してもらってもいいのではないかと思います。