政府が8日に閣議決定した2兆円規模の経済政策パッケージ。

 

経済政策パッケージという聞き慣れない言葉の柱は「人づくり革命」と「生産性革命」だそうです。

 

どちらも聞き慣れない言葉ですが今回は「人づくり革命」について分かりやすく解説したいと思います。

 

 

人づくり革命とは?

安倍政権の掲げる「人づくり革命」とは、分かりやすく言うと「人材への投資」です。

学ぶ子供

 

少子高齢化に立ち向かうために、子育て世代や子供たちに国家予算をたくさん使います。

 

現役の子育て世代と子供たちに政策資源を投入することで、社会保障制度を若者からお年寄りまで安心できるものに改革し、希望出生率を上げることをめざします。

 

安倍総理は「一億総活躍社会」という、誰もが生きがいを感じ能力を思う存分発揮することができる社会を目指していますが、人づくり革命は一億総活躍社会の一環でもあります。

 

日本は健康寿命が世界一であり、今後ますます健康寿命が伸びていくことが予想されています。

 

人生100年時代に差し掛かろうとしている日本で、若者からお年寄りまで

・全ての国民が元気で活躍し続けられる社会

・安心して暮らすことの出来る社会

この2つの実現を目指しています。

 

そのためには幼児教育、小・中・高等学校教育、更には社会人の学び直しまで、国の財源を使って提供することで、生涯を通じて切れ目なく質の高い教育を受けられるようにします。

 

また、現在は高齢者向けの給付が中心となっている社会保障制度を、子供・若者からお年寄りまで誰もが安心できる「全世代型の社会保障」に変えようとしています。

 

人づくり革命の中身を、具体的に見ていきましょう。

 

 

人づくり革命の中身はこうなっている

幼児教育の無償化

3歳から5歳までの幼児教育を無償化することで、

・子育て世代の費用の負担を減らす

・幼児教育の質の向上を目指す

というのが安倍政権の狙いです。

 

子育て世代の金銭的な負担を軽減することで、子供を持ってもらおうという狙いがあります。

 

また幼児教育には将来の所得の向上生活保護受給率の低下の効果が認められていて、外国では3~5歳児の無償教育がどんどん進んでいます。

 

待機児童の解消

女性の就業率を高めるため・下げないために、待機児童問題は早急に解決する必要があります。

 

そのため、政府は幼児教育の無償化よりも待機児童の解消を早急に(2018年から)取り組む予定です。

 

高等教育の無償化

どんなに貧しい家庭に育っても意欲さえあれば専門学校や大学に進学できるよう、所属が低い家庭の子供達に高等教育(大学・短期大学・高等専門学校・専門学校)の無償化を提供することを目指します。

 

具体的には、低所得者層の国立大の授業料免除・私立大の一定額の免除・入学金の免除を目指しています。

 

入学後に学習状況の条件(単位数の取得状況など)を満たしていない場合は、支援を打ち切るということも定められる予定です。

 

私立高等学校の授業料の実質無償化

家庭の経済状況にかかわらず幅広く教育を受けられるように、年収590万円未満世帯を対象に私立高等学校授業料の実質無償化の実現を目指しています。

 

この政策は消費税の使いみちを変更して現行制度や予算を見直し、活用可能な財源が確保できてから(2020年度までに)実現することを目指しています。

 

介護人材の処遇改善

介護の受け皿を増やすため、介護人材の確保に取り組みます。

 

そのため、経験・技能のある介護職員に対して月額平均8万円相当の処遇改善を行うとしています。

 

まとめ

人づくり革命とは聞き慣れない言葉ですが、中身を具体的に見てみると「この政策はいいな」と思えるものばかりでした(*^^*)

 

実現のためにはまだいろいろな課題があるかと思いますが、国民の誰もが安心して暮らすことのできるような社会になるといいな~と思います。