医療費控除確定申告を行う場合、確定申告書や医療費明細を手書きするのは面倒だし大変ですよね 🙁 

 

確定申告書は記入方法が難しくてチンプンカンプンだし、記入に不手際があると申請を受け付けてもらえないし(郵送で送り返されてきます←経験あり^^;)。

 

医療費の明細も、領収証やレシートを見ながら一つ一つ手書きするのは時間も手間もかかってしまいます。

 

でも医療費控除の確定申告をすると

・医療費控除の還付金が返ってくる

・住民税が安くなる

というメリットがあるので、やっぱり確定申告書は作成して提出しておきたいですよね!

 

そこで今回は医療費控除の確定申告に必要な書類を、パソコンで簡単に作成しコンビニで印刷する方法を解説します!




 

医療費控除の確定申告書をパソコンで簡単に!作成方法を超~分かりやすく解説!

医療費控除の確定申告を行うメリットと申請期間を確認

1年間(1月1日~12月31日の間)で10万円を超える医療費が発生した場合(所得が200万円未満の人は所得の5%以上)、医療費控除申告することができます。

 

医療費控除を申告することで、

・医療費控除の還付金が戻ってくる

・住民税でも医療費控除が受けられる(住民税が安くなる)

というメリットがあります!

 

医療費控除の還付金がたとえ数百円であったとしても、住民税が安くなるのは見逃せません!

 

なので、医療費控除の対象になっているのであれば、申告をしないともったいないです!

 

ちなみに医療費控除の申請期間過去5年間にさかのぼって行うことができます(例えば平成30年は、平成25年~平成29年分の医療費控除を申請できる)。

 

もし5年以内に出産や入院などで高額の医療費がかかっていた場合は、過去の医療費についても所得控除が受けられるように申請をしておきましょう♪

 

医療費控除の確定申告書をパソコンで作成する流れ

医療費控除の申告に必要な確定申告書の作成は、パソコンで簡単に行うことができます( ´∀`)

 

医療費控除の確定申告書を作成する流れは、

(1)かかった医療費をエクセルに入力し、明細書のファイルを作成

(2)確定申告書のPDFファイルを作成

(3)完成した確定申告書のファイルを印刷

となります。

 

「エクセルに入力」とか「PDFファイルを作成」と聞くと、なんだか難しそうで尻込みしてしまいませんか?

 

私も初めは難しいのではないかと感じましたが、実際は国税庁が用意しているファイルをダウンロードして必要事項を入力していくだけなので、やってみたらとても簡単でした(・∀・)!

 

では、早速パソコンで医療費控除の書類作成に取り掛かってみましょう♪

 

用意するもの(医療費控除の確定申告書作成をパソコンで行う際に必要なもの)

パソコン(インターネット接続ができて、エクセルとPDFファイルが開けるソフトがインストールされているもの)

※PDFファイル閲覧ソフトがない場合、ダウンロードはこちらから→Adobe Acrobat Reader

 

・医療費控除を申請したい年の、医療費の領収証

 

・医療費控除を申請したい年の源泉徴収票

 

・マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード

 

・還付金の振込先の口座番号が分かるもの(キャッシュカードや預金通帳など)

 

まずはエクセルで医療費の明細書を作成

医療費控除の確定申告を行う際、医療費の明細書を添付する必要があります。

 

2018(平成30)年から、医療費の明細書には領収証(レシート)の添付が不要となりました!!

(医療費の明細について税務署から問い合わせが来る可能性もあるので、確定申告後もレシートは保管しておきましょう)

 

領収証を添付しない代わりに明細書を作成する必要がありますが、これは国税庁のホームページから「医療費集計フォーム」をダウンロードして入力するだけなので簡単です( ´∀`)

 

では早速、やり方を解説します(`・ω・´)!

 

まずは医療費集計フォームをダウンロードします。

医療費集計フォームのダウンロードページ

 

「iryouhi_form_h29.xls」という名前のファイルがダウンロードできたと思います。

 

ファイルを開くと、このような入力フォームが現れます。

医療費集計フォーム

 

医療費を受けた人:

病院にかかったり、薬を購入した人の名前を入力します。

 

病院・薬局などの名称:

病院の名前や薬局の名前を入力します。

交通費を入力する場合は、こちらに「JR」「バス」などと入力します。

 

医療費の区分:

「診察・治療」「医薬品購入」「介護保険サービス」「その他の医療費」の4つがあり、入力枠をクリックすると「該当する」という文字をプルダウンして選べるようになっています。

 

・病院で診察や治療を受けた場合→「診察・治療」をプルダウンし「該当する」

医療費集計フォーム

 

・薬局で薬を処方されたり、ドラッグストアで医薬品を購入した場合→「医薬品購入」をプルダウンし「該当する」

医療費集計フォーム

 

・病院で診察や治療を受け、薬が院内処方された場合→「診察・治療」と「医薬品購入」の2つをプルダウンし「該当する」

医療費集計フォーム

 

・介護保険サービスを利用した場合→「介護保険サービス」をプルダウンし「該当する」

医療費集計フォーム

 

・交通費の場合→「その他の医療費」をプルダウンし「該当する」

医療費集計フォーム

 

支払った医療費の金額:

医療費の領収証にある「領収額合計」「領収金額」などと書かれた金額や、医薬品の代金、医療機関受診にかかった交通費を入力します。

医療費集計フォーム

 

左のうち、補填される金額:

例えば出産で健康保険組合から一時金の助成があった場合など、かかった医療費に対して補助金などが支払いされた場合はこちらに入力します。

(例えばお産で健保から27万円が支給された場合、「270,000」と入力)

 

医療費集計フォームに領収証や交通費の入力が全て終わったら、エクセルファイルを保存します。

医療費集計フォーム

ここでは仮に、デスクトップに「iryouhi_form_h29」というファイル名で保存した例を挙げます。

 

次に確定申告書をウェブ上で作成する

エクセルで医療費集計フォームをまとめたら、次は確定申告書を国税庁のホームページからウェブ上で作成していきます。

 

画面に従って順次入力を進めていくだけなので簡単です( ´∀`)♪

 

まずは確定申告書の作成ページ画面にアクセスします。→確定申告書等作成コーナー

 

開いたページの「作成コーナー(トップ画面)」にある、「申告書・決算書 収支内訳書等作成開始」のバナーをクリックします。

確定申告書作成ページ

 

次に「所得税の確定申告書作成コーナー」のバナーをクリックします。

確定申告書作成ページ

 

次の画面では「給与・年金の方」「左記以外の所得のある方」のうち、自分に該当する方を選んでクリックします。

ここでは所得が給与所得のみだと仮定し、左の青いバナーをクリックします。

確定申告書作成ページ

 

事前に用意すべき書類(源泉徴収票、医療費の領収証など)を確認するページに切り替わるので、書類を確認したら「次へ」をクリックします。

 

「提出方法の選択等」というページに切り替わります。

「作成する確定申告書の提出方法」は、今回はコンビニで印刷予定なので「確定申告書を印刷して税務署へ提出」にチェックを入れます。

「申請される方の生年月日」は、自分の生年月日を半角数字で入力します。

確定申告書作成ページ

入力が終わったら「入力終了(次へ)」をクリックします。

 

「所得の種類選択」というページに切り替わります。

所得の種類の中から「給与のみ」「年金のみ」「給与と年金両方」のいずれか該当するものにチェックを入れます。

確定申告書作成ページ

入力が終わったら「入力終了(次へ)」をクリックします。

 

「給与所得の内容等選択」というページに切り替わります。

「給与の支払者(勤務先)の数」「年末調整の状況について」のそれぞれについて、当てはまる方にチェックを入れます。

確定申告書作成ページ

入力が終わったら「入力終了(次へ)」をクリックします。

 

「適用を受ける控除の選択」というページに切り替わります。

確定申告書作成ページ

今回は医療費控除なので、「適用を受ける所得控除について」は医療費控除のチェックボックスにチェックを入れます。

入力が終わったら「入力終了(次へ)」をクリックします。

 

給与所得の入力を行います。源泉徴収票が必要となります。

入力の見本に従い、源泉徴収票に記載された内容を入力していきます。

①支払金額

②所得控除の額の合計額

③源泉徴収税額

④16歳未満扶養親族の数(→人数の記載があればチェックを入れる)

⑤住宅借入金等特別控除の額

⑥住宅借入金等特別控除の額の内訳

(④から⑥に該当がない場合は「源泉徴収票の④から⑥欄の全てに記載がない」にチェックを入れます)

⑦国民年金保険料等の金額

⑧支払者

 

「16歳未満の扶養親族に関する事項の入力」は、当てはまる場合は入力します。

入力が終わったら「入力終了(次へ)」をクリックします。

 

「収入・所得金額の入力」というページに切り替わり、これまでの入力内容が表示されますので、間違いがなければ「入力終了(次へ)」をクリックします。

確定申告書作成ページ

 

「所得控除の入力」という画面に切り替わりますので、「医療費控除」の「入力する」をクリックします。

確定申告書作成ページ

 

「適用する医療費控除の選択」というページに切り替わります。

確定申告書作成ページ

「医療費控除を適用する」をクリックします。

 

「入力方法の選択(医療費控除)」というページに切り替わります。

確定申告書作成ページ

入力方法の選択は「医療費集計フォームを読み込む」にチェックを入れます。

医療費集計フォームの読み込みで「ファイルを選択」をクリックし、先ほど作成したエクセルファイル(デスクトップに保存した「iryouhi_form_h29」)を選択し、画面右下の「選択したファイルを読み込む」をクリックします。

 

医療費集計フォームの読み込み結果が表示されるので、エラーがないことを確認し、画面右下の「次へ進む」をクリックします。

確定申告書作成ページ

 

医療費の明細が表示されます。

確定申告書作成ページ

特に訂正する箇所がなければ、画面右下の「次へ進む」をクリックします。

 

医療費控除の計算結果の確認ページが表示されるので、確認したらそのまま画面右下の「次へ進む」をクリックします。

 

「所得控除の入力」画面に戻りますので、画面右下の「入力終了(次へ)」をクリックします。

確定申告書作成ページ

 

「計算結果の確認」というページに切り替わり、還付される金額が表示されます。

 

画面右下の「次へ」をクリックします。

 

「住民税等に関する事項の入力」というページが表示されたら、それぞれの項目に当てはまるものをチェックし、「入力終了(次へ)」をクリックします。

 

自分の住所や氏名、電話番号などを入力するページが表示されるので、入力します。

 

ここまで来たら、あと一息ですよ!!

 

作成した確定申告書のダウンロード~コンビニ印刷まで

「申告書等印刷」というページに切り替わります。

 

「申告書等を全て印刷する」にチェックを入れ、「→ダウンロードはこちら」をクリックしてウェブ上の確定申告書をパソコンにダウンロードします。

 

ファイルは「h29syotoku.pdf」という名前です。

(ウィンドウズなら「エクスプローラ」の中の「ダウンロード」というフォルダに保存されていると思います)

 

ダウンロードした確定申告書をコンビニで印刷します。

 

コンビニで確定申告書ファイルを印刷するには

ネットワークプリントサービス」(ローソン/サークルKサンクス/ファミリーマート/セイコーマート/セーブオン)または

ネットプリント」(セブンイレブン)

のどちらかを利用します。

 

ネットワークプリントサービスは会員登録(無料)が必要ですが、ネットプリントは会員登録をしなくても利用できるので、今回はネットプリントを例に上げたいとおもいます。

 

ネットプリントサイトの画面左上「個人のお客様」をクリックし、「ユーザー登録なしでプリントする」をクリックします。

ネットプリント

 

「利用規約および個人情報の取り扱いに同意する」のチェックボックスにチェックを入れ、「利用を開始する」をクリックします。

 

「ファイルの新規登録」の「普通紙にプリント」をクリックし、

ネットプリント

確定申告書PDFファイル(「h29syotoku.pdf」という名前で保存したファイル)を「参照」から選ぶか、もしくは「アップロードするファイルをドロップ」して選択します。

 

プリントの設定は

・用紙サイズ:A4

・カラーモード:白黒

・暗証番号:設定しない

・ちょっと小さめ:しない

・登録結果通知:設定しない

で大丈夫です( ´∀`)

 

ここまで入力したら画面下の「登録する」をクリックします。

 

そうすると「ファイル登録履歴」が表示されるので、プリント予約番号をメモまたはスマホなどで撮影するなどして、記録します。

ネットプリント

 

次にセブンイレブンへ行き、マルチコピー機のタッチパネルを

「プリント」→「ネットプリント」の順でタッチし、プリント予約番号を入力します。

 

これで確定申告書のファイルがセブンイレブンのマルチコピー機に呼び出されたので、後は画面の指示に従って印刷すれば完了です(・∀・)!

 

印刷した医療費控除の確定申告書には最寄りの税務署の住所が印刷されているので、切り取って郵送するか、もしくは印刷した確定申告書を税務署へ持っていき、医療費控除の手続きをしましょう♪

 

必要な書類(源泉徴収票の原本やマイナンバーカードなど)についても一緒に印刷されるので、確認してみてください(*^^*)

 

まとめ

医療費控除に必要な確定申告の書類はパソコンで簡単に作成できます 🙂 

 

自分も作成前は「難しいのでは?」と思っていましたが、やってみると案外簡単でした♪

 

パソコンで医療費控除の確定申告書類作成を行うことで、

・医療費の入力が手書きよりも簡単

・ファイルの保存が電子データで行えて場所を取らない

というのがメリットだと感じられました( ´∀`)

 

家にプリンターがなくてもコンビニから印刷ができてとても便利だったので、また来年も医療費控除の確定申告書作成はパソコンで作ろうと思えました☆彡