大雨特別警報とはどのくらいヤバイ警報で、もし発令されたらどうすればいいでしょうか!?

 

いざ避難するとなった場合、避難所までの移動手段(車か徒歩か)や持ち物を考えておきたいですよね!

 

そこで今回は、大雨特別警報とはそもそもどんな警報なのか、発令される条件や避難時の移動手段・持ち物についてまとめてみました!

 

大雨特別警報とは?発令の条件や過去の事例をチェック!

大雨特別警報

 

特別警報とは、警報の基準をはるかに超えるくらい異常事態です!

 

どれくらいヤバイかというと、

「東日本大震災」

「阪神・淡路大震災」

レベルの重大な危険が迫った状態なんです!

 

大雨特別警報は、大雨警報よりも危険度が著しく高い状態のときに発令されます。

 

大雨特別警報が発令される条件

大雨警報は1時間あたり30~50mmの降水量で発令となりますが。

参考記事:降水量1mmはどれくらい?雨の量を超~イメージしやすく解説!

 

大雨特別警報は、以下に挙げる2つの条件のどちらかを満たし、今後も雨が降り続くと予想された場合に発表されます。

 

1)48時間降水量および土壌雨量指数(降った雨がどれくらい土壌に溜まっているか)において “50年に一度の値以上” となった5km格子が、共に府県程度の広がりの範囲内で50格子以上出現した場合

 

 

2)3時間降水量および土壌雨量指数において、50年に一度の値以上となった5km格子が、共に府県程度の広がりで10格子以上出現した場合(ただし3時間降水量が150mm以上となった格子のみをカウントする)

 

大雨特別警報のときにチェックされる「50年に一度の値」ですが、これは平成3年から22年までの観測データから「50年に1回くらいの頻度で発生する降水量/土壌雨量指数」を予測した値のことです。

50年に一度の大雨

 

つまり大雨特別警報は「日本を5キロ四方の格子で区切ったときに、50年に一度の値を超える格子が府県レベルでいくつ出現したか」が発令の指標となっています。

 

大雨特別警報が発令された過去の事例

大雨特別警報イメージ

 

過去に大雨特別警報が発令されたのは、

・平成29年7月:九州北部豪雨

・平成29年7月:島根県の豪雨

・平成28年:台風18号(沖縄県の台風)

・平成27年9月:関東・東北の豪雨

・平成26年:台風11号(三重県の大雨)

・平成26年:台風8号(沖縄県の台風・大雨)

・平成25年:台風18号(福井県・滋賀県・京都府の大雨)

となってます。

 

「特別警報」が制定されたのは平成25年なので、毎年1~2回は日本のどこかで「大雨特別警報」が発令されていることになりますね!

 

「50年に一度の値」なんて聞くと「大雨特別警報って言っても、自分が生きている間には遭遇しないでしょ」なんて油断してしまいそうです(;^ω^)

 

でも「大雨特別警報は毎年、日本のどこかで1~2回は発令されている」と聞くと、いざというときのために知識を頭に入れておいたほうがいいと思えるのではないでしょうか。




 

大雨特別警報が発令されたら避難した方がいい?

大雨特別警報

 

大雨特別警報は、市町村の防災無線やテレビ、スマホなどの緊急速報メールなどで配信されます。

 

もし自分のいる場所で大雨特別警報が発令されたら、慌てず落ち着いて、まずは市町村の避難情報に従いましょう。

 

避難しようとして屋外に出るとかえって危険だと判断した場合は、少しでも命が助かる可能性を上げるため、屋内の高いところ・山からできるだけ離れた部屋などで待機しましょう。

屋内避難

 

具体的には、水深が膝の高さより上(子供の場合は30cm以上)になっていたら無理をせず、家の2階などで救助を待った方が安全です。

 

大雨特別警報で避難するときに車を使っても大丈夫!?

大雨特別警報が発令された場合、車で避難するのはNGです!

冠水した車

 

冠水した道路を自動車で走ると、ブレーキが効かなかったり、最悪の場合は車に閉じ込められてしまうことも考えられます。

 

具体的には、

水深0~10cm:自動車の走行は問題なし

水深10~30cm:ブレーキ性能が低下する

水深30~50cm:エンジンが停止する恐れがあり、車から脱出したほうがよい

水深50cm以上:車が浮いて流されたり、車内に閉じ込められる恐れがあり危険

となっています。

 

よって避難所までの移動は徒歩が原則です。

 

浸水した道路を徒歩で移動する場合、長靴だと靴の中に水が入り込んで重くなり、動けなくなる恐れがあります。

 

そのため大雨の中を避難するときは歩きやすく脱げにくい、スニーカーなどを履くようにしましょう。

 

もし自動車を運転しているときにゲリラ豪雨に遭遇してしまった場合は、

・冠水した道路を迂回

・冠水した道路を走行しなければいけない場合はなるべく減速

・冠水した道路でエンジンが止まってしまったらすぐに車外へ避難

するようにしましょう。




 

大雨特別警報で避難するときの持ち物リスト!

避難するときの持ち物

 

大雨特別警報が出て避難所へ移動する場合、必要なものは以下のとおりです。

 

尚、持ち運びの際は両手が空くようにリュックサックに入れて背負うようにしましょう。

 

絶対に持っていきたいもの

食料

飲料水(1人1リットルあると安心)

食料(缶詰やレトルト食品、お菓子など)

粉ミルク(赤ちゃんがいる場合)

 

調理器具

食品用ラップ(お皿代わりに使えたり、保温もできて便利)

割り箸などの簡易食器

哺乳瓶(赤ちゃんがいる場合)

 

衛生用品

歯磨きセット

ウェットティッシュ(できれば除菌用)

トイレットペーパー

ビニール袋

生理用品

紙おむつ・おしりふき(赤ちゃんがいる場合)

 

医薬品

常備薬

持病の薬

絆創膏

マスク

 

日用品

ティッシュ

使い捨てカイロ

懐中電灯

新聞紙

乾電池 

レジャーシート

軍手

携帯電話の充電器

 

衣類

下着

タオル

予備のメガネやコンタクトレンズ

雨具

スリッパ

抱っこひも(赤ちゃんがいる場合)

 

貴重品・書類

現金(公衆電話用の小銭も)

携帯電話・スマホ

家や車の鍵

銀行の通帳

健康保険証

身分証明書

印鑑

母子手帳

年金手帳

生命保険契約書

お薬手帳

筆記用具

地図

 

その他避難用品

ヘルメット

笛やブザー(助けを求めるときに音を出して知らせる)

 

可能ならば持っていきたいもの

毛布

サプリメント

カセットコンロ・カセットボンベ

ハンドジェル

寝袋

子供のおもちゃ

アルミ製保温シート

ガムテープ

着替え

ラジオ

 

避難所に毛布や食料がある場合もありますが、なるべくなら自分で持っていけると安心です。




 

まとめ

大雨特別警報が発令されるのは、警報の発令基準を超えて重大な危険が差し迫ったときです。

 

大雨特別警報が発令されるまでには注意報→警報と段階的な発表があるので、もし家に小さなお子さんやお年寄りがいる場合は大雨特別警報の発令を待たず、早めに避難の準備をしましょう。

 

また普段から避難経路や避難する際の持ち物をチェックしておき、いざというときに慌てなくて済むようにしましょう。