東京医科大

真剣に医師を志す女子受験生にとって、大変ショックなニュースが飛び込んできました。

 

東京医科大が2011年以降から、女子受験生の点数を減点して合格率を下げて男子が多く合格するようにしていたのです。

 

しかも東京医科大関係者は女子の減点を「必要悪、暗黙の了解だ」と悪びれることなく語ったといいます。

 

女子受験生の点数減点は到底許すことができませんが、女子に対する減点操作は他の医大や医学部でも行われているのでしょうか!?

 

 

東京医科大が女子受験生を減点したのはなぜ?男子受験生には加点も

東京医科大男女別合格率

 

東京医科大が女子の受験生に対し、得点を下げるような操作を行って女子の合格率を下げていたことが分かりました。

 

2010年に女子の合格率が男子の合格率を上回ったことをきっかけに、

「東京医科大出身の女性医師が増えると、妊娠や出産で離職したら系列病院の医師が不足する」

という身勝手な理由から女子が敬遠されたのです。

 

具体的には、東京医科大では「女子の合格者数を3割以内に抑えるべきだ」として、入試の1次試験(マークシート)で女子の点数だけ一律減点されるように操作が行われていました。

 

更には男子受験生の合格率を上げるため、2次試験の小論文で男子の点数に加点が行われていました。

 

東京医科大の関係者は

入試の得点は女子の方が高い傾向があり、点数順に合格させたら女子大になってしまう

女性は大学卒業後に医師になっても、妊娠や出産で離職する率が高い。女性が働くインフラが十分ではない状況で、仕方のない措置だった

と悪びれもせずに語ったといいますから、呆れて物が言えません。

 

東京医科大といえば、文科省幹部の息子の不正合格も

文科省

 

東京医科大といえば、2018年度の入試で文部科学省幹部の息子を不正に合格(=裏口入学)させたことが明るみに出た大学でもあります。

 

東京医科大が文部科学省から私立大支援事業を受けられるよう、便宜を図る代わりに文科省幹部の佐野太(さの・ふとし)前科学技術・学術政策局長の息子を不正に合格させたのです。

佐野容疑者

 

しかも佐野太前局長の息子も自分が裏口合格することは間違いないと確信していたようで、ツイッターに

「浪人してよかったー!!」

「センター16日前なのに俺セブ島で何してんだっていうね」

「受験終わったー!!!!春からたぶん東京医科大行きます(100点のマーク)」

投稿したりもしていました。

(現在、その投稿はツイッターでは見ることができなくなっています)

佐野息子のツイート

 

真面目に勉強してきた女子学生が不当に点数を下げられ、代わりに父親が文科省幹部というだけで裏口入学をさせてしまう東京医科大の不当な行為、到底許すことができません!

 

東京医科大出身の男の医者にはかかりたくない!

 

・・・と言いたいところですが。

 

女子受験生の合格率を不当に下げる行為、もしかしたら他の医大や医学部もやっているのではないでしょうか!?




 

他の医大もやっている?女子の点数一律減点

今回は東京医科大が明るみに出ましたが、他の医大や医学部でも女子の点数を下げて合格率を下げていた疑いが濃厚です。

 

ツイッターでは

 

 

 

 

などなど、「医学部受験で男子が優遇されるのは当たり前」というツイートが山のように見つかります。

 

私も試しに、聖マリアンナ医科大学(神奈川県川崎市)の入試データを見てみました。

 

聖マリアンナ医科大学の、過去5年間(平成26~30年)の一般入試での志願者数

男子:女子=6:4

くらいであるのに対し、入学者数

男子:女子=7:3

となっています。

 

平成30年度の入試データを見てみると、推薦入試(指定校+一般公募)での入学者数は

男子9人(志願者46人)、女子26人(志願者70人)

となっているのに対し、一般入試での入学者数は

男子61人(志願者1974人)、女子19人(志願者1450人)

となっていて、入学者数は男女で偏りがあることが分かります。

 

しかも推薦入試と一般入試での合格者数を合わせると、

男子70人、女子35人

となり、綺麗に2対1の割合で揃っているのが気になります。

 

さらに、合格者の「現浪別構成比」を見てみると。

マリアンナ現役浪人構成比
画像は聖マリアンナ医科大学HPの「入試データ」より

 

平成28年度までは2浪以上の女子学生を受け入れていたにも関わらず、平成29年からは2浪以上の女子合格者はゼロとなっています。

 

実際には男女ともに2浪以上の学生が多数志願しているにも関わらず、です。

 

点数だけではなく、年齢でも女性の合格者数を操作しているように感じます。

 

ツイッターでの数々のツイートや聖マリアンナ医科大学の入試データを見る限り、合格者数を男女で調整しているのは東京医科大だけではないと感じられました。

 

まとめ

東京医科大で行われた、女子受験生への一律減点。

 

「女性医師が結婚や出産で現場を離れると医師が不足するから」という理由で行われていた、というのは到底納得いくものではありません。

 

女性医師が結婚や妊娠・出産を経ても安心して職場復帰できるように環境を改善する、という発想にならなかったことが非常に残念ですし、憤りを感じます。

 

全ての女子受験生や女性医師の頑張りが報われるような世の中になることを切に願います。