2017年大相撲春場所4日目。横綱白鵬が平幕の勢に破れ、2敗目を喫しました。

勢寄り切り白鵬
平幕の勢が横綱白鵬を寄り切る

横綱白鵬は今場所は初日に黒星を喫しており、4日目で2敗目というのは気がかりです。

今場所で白鵬が引退、ということはあり得るのでしょうか?

Sponsored Link

横綱白鵬の引退はいつ?

白鵬自らは「あと3年で引退」と発言

横綱白鵬が本場所4日目までに2杯を喫したのは、2015年秋場所以来です。

白鵬本人も「荒れる春場所だな」と珍しく自嘲のコメントを残しています。

そんな白鵬の様子に、ファンからは「もしかしたら引退か」という心配の声もあがっています。

横綱白鵬は自らの引退時期について「あと3年で引退」と語っています。

 「横綱はこの社会では一番強い方。あとに付いていけば、間違いないと思ったので」  白鵬の内弟子になることについて、中村はそう語った。入門会見に同席した白鵬も、「若い力士と一緒に土俵に立って汗をかいて、笑って、泣いていきたい。中村は石浦と同じような体形で、スピードがある。宇良にも負けない」と、終始にこにこ顔だったが、最後にひと言、「2年で関取になってもらいたい。あと3年で引退するので」と付け加え、報道陣をドキリとさせた。もちろん、引退後の備えはいまだ盤石ではない。

今年の2月に宮城野部屋で開かれた記者会見の場で、こう語った白鵬。

かねてより「東京オリンピックまでは頑張る」と話していた白鵬が、自ら引退の期限について言及したのは今回が初めてのことです。

Sponsored Link

今、白鵬が引退するわけにはいかない理由

白鵬は現在32歳。

30代で引退をする相撲界において、白鵬もそろそろ現役引退を考えてもおかしくはない年齢です。

しかし白鵬が今は引退をできない理由があります。

それは、白鵬が引退後に「親方になる」という道がまだ閉ざされているからです。

「親方」になれば、部屋を取得することができます。

また「親方」は日本相撲協会から安定した収入を得られるため、引退後の生活を支えるための年金のような意味合いもあります。

力士が「親方」として部屋を取得するには「年寄(としより)」という資格を持つ必要があります。

「年寄」は人から人へと継承される特徴があります。

しかし、現役時代に横綱として顕著な功績があると認められた力士には「一代年寄」という、その横綱一代に限っての資格が与えられることがあります。

これまでに「一代年寄」が与えられたのは

  • 大鵬
  • 北の湖
  • 千代の富士
  • 貴乃花

の4横綱だけです。

「一代年寄」が与えられるための成績の目安として、「優勝20回以上」というのがあります。

白鵬は既に35回も優勝しており、「一代年寄」の資格を得るための成績としては充分なものを残しています。

しかし「一代年寄」として認められるためには、もう一つの条件があります。

それは「日本国籍を有している」というものです。

元横綱の朝青龍が優勝回数25回を誇りながらも「一代年寄」になれなかったのは、日本国籍を取得していなかったからです。

白鵬は現在、日本国籍を取得していません。

そのため「一代年寄」として認められる道は閉ざされています。

白鵬はモンゴルの国民的英雄を父に持ち、モンゴル国籍を捨てることに大きな抵抗があるそうです。

そのため白鵬は日本に帰化せずに「一代年寄」として認められるよう、特例を求めていたといいます。

しかしながら日本相撲協会はこれまで全く歩み寄る姿勢を見せておらず、このままだと親方になることができない可能性があります。

以上のような理由から、白鵬の引退はまだ先であると考えられます。

せっかく4横綱が勢揃いした今回の春場所、強い白鵬の姿が見たいと願うファンは多いはずです。

場所前に右足裏を負傷したという白鵬、怪我が快復して万全の相撲が取れることを願います。

*満員御礼が続く今回の春場所、生で観戦するには?

【新横綱・稀勢の里】三月場所(大阪)チケット情報や見どころをチェック!【荒れる春場所】

Sponsored Link