かほく市ママ課」が、独身者に税金を多く納めてもらおうと「独身税」の導入を求めたことで話題となりました。

しかし、かほく市は「独身者に負担をさせるという話題はありませんでした」と、報道をキッパリと否定しています。

いったいどういうことでしょうか。

かほく市ママ課が独身税の導入を財務省に提案?

かほく市は何県?

かほく市石川県の中部にある市です。

人口はおよそ3万5千人で、すいかやブドウ、長芋などが特産品です。

 

かほく市ママ課とは?

「かほく市ママ課」は、石川県かほく市が2016年1月に立ち上げたプロジェクトです。

ママになると、今までとマチが違って見える。

子供はもちろん家族にとって、

よりよい暮らしとは、と考えるようになる。

こんなママたちの視点をマチづくりに取り入れるべく、作られました。

 

かほく市ママ課のメンバーは?

「かほく市ママ課」に参加しているのは、30~40代の女性7人です。

 

年代から想像するに、おそらくは子供が中学生以下の世帯、といったところでしょうか。

 

かほく市ママ課が独身税を提案?

かほく市ママ課」と財務省・主計官意見交換会が8月末に開催されました。

かほく市ママ課

 

当初の報道では「かほく市ママ課」が

結婚し子を育てると生活水準が下がる。独身者に負担をお願いできないか

と質問し、これに対して財務省の主計官が

確かに独身税の議論はあるが、進んでいない

と答えた・・・とされています。

 

この報道で、ネットでは

・子育てママのわがまま

・独身でも生活が苦しい人はいる

・まずは旦那さんに頑張ってもらってください

などの厳しい意見が独身者だけでなく子育て世帯からもたくさん挙げられました。

 

しかし、かほく市は当初の報道を否定しています。

 

かほく市は「独身税」発言を否定!真相は?

かほく市の説明によると、意見交換会では

 

財務省の主計官が国の借金や財政の状況について説明

「増税についても検討しなければならない」と発言

参加者から

「高齢者は経費の負担が大きい」

「子供を持つ世代も子育てにお金がかかったり、家を建てるのにお金がかかったりする」

 

という趣旨の発言の流れだったそうです。

 

あくまでも「世代や家族構成によって必要な経費が違う」という話が出ただけであり、「独身の方の税金を増やしてほしい」「独身の方は経費がかからない」といった発言はなかった、とかほく市は釈明しています。

 

また、財務省の主計官も「独身税の導入というような話はしていない」と弁明しています。

むしろ主計官は「独身ですと配偶者控除や扶養控除がなく、税の負担が重くなる」という趣旨の発言をしたそうです。

 

はじめに「『かほく市ママ課』が『独身税』の導入を提案」と報じたのは北國新聞なのですが、この報道が意見交換会のやりとりを深読みしすぎた可能性が出てきたといえるかもしれません。