今村復興相が自民党のパーティーで東日本大震災の復興の話題に関連して「(大震災が起こったのが)東北でよかった」との発言をしました。

直後に発言を取り消したそうですが、今村復興相の辞任を求める声が強く上がっています。

→4月25日、自らの発言の責任を取る形で今村復興相は辞任をしました。

後任には福島県いわき市出身の吉野正芳氏が就任しました。

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今村復興相「大震災が東北で良かった」発言の詳細

今村復興大臣が25日の夜、自民党二階派のパーティーの席で東日本大震災の復興に関連して「(震災が起こったのが首都圏ではなく)まだ東北の方だったからよかった」と発言をしました。

その後で今村復興相は「誤解を招きかねない発言だ」として撤回し、安倍総理大臣も「東北の人々を傷つける極めて不適切な発言があった。総理大臣としてお詫びをしたい」と述べて陳謝しました。

おそらく今村復興相は「もし首都圏で大震災が起こっていたら、被害額はもっと大きかっただろう」ということを述べたかったのではないかと思いますが、東北の被害者の気持ちを丸ごと無視したかのような発言には怒りが湧いてきます。

今村復興相の議員辞職はあるか?

今村復興相に対し、野党からは議員辞職を求める声が強く上がっています。

先日はフリージャーナリストの質問に対し今村復興相が「うるさい」と言い残して一方的に退室するという出来事があったばかりです。

今村復興相に対しては復興相という地位を返上するだけでなく、議員辞職を求める声が上がっています。

しかし、不祥事を起こして潔く議員辞職する議員よりも、国会議員の立場は守ったまま大臣の座のみ辞めるパターンが多いような気がします。

参考までに、国会議員がその身分を失う要件として

  • 任期満了または解散
  • 禁固以上の有罪判決確定などによる被選資格の喪失
  • 他議院の議員になったとき
  • 国や地方の公務員になったとき
  • 辞職
  • 議員の懲罰に寄る除名
  • 当選無効判決の確定
  • 国会の議員資格訴訟で資格がないとされたとき

という条件が挙げられます。

今村復興相の問題発言の前には中川俊尚議員の重婚スキャンダルがありましたが、中川氏は政務官を辞任したのみで、議員の座はキープしています。

問題を起こして一気に議員辞職までした国会議員は、最近だと宮崎謙介元衆議院議員くらいなものでしょうか。

このことから、今村復興相は復興大臣を辞するのみで、議員の座はキープしそうな気がします。

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今村復興相の選挙区はどこ?当選は比例区?

今村復興相は元々は佐賀2区が選挙区でした。

しかし一票の格差是正のために佐賀2区と3区が合区となりました。

当初は新佐賀2区からの立候補を考えていた今村復興相ですが、比例名簿の上位優遇を条件に比例九州ブロックへと転出しています。

比例名簿の順位は31位と決して優遇されたとは言い難い順位でしたが、2014年の衆院選では自民党圧勝の煽りを受けて7回目の当選を果たしています。

今村復興相は比例区名簿の順位も良くないので、もしここで議員の座を辞することになれば復帰はまず難しいでしょう。

だからこそ今村復興相は議員の座に必死でしがみつきそうな気もします。

今村復興相、辞任の意向を固める

これを記載している間に、今村復興相が辞意の意向を固めたとの速報がありました。

ただ、やはり議員辞職はまだ無さそうですね。

東北の復興のためにも、しっかりとした人が復興相の座についてほしいです。

→後任の吉野復興相はいわき市の出身ということで、ご本人も被災されたということですので、被災者の気持ちを誰よりも理解している大臣であると思います。

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