大人気アニメ「それ行け!アンパンマン」のドキンちゃんや「ドラゴンボール」のブルマなどの声を担当した声優の鶴ひろみさんが、11月16日に亡くなったとの報道がありました。

 

死因は「大動脈解離(大動脈剥離)」とのことです。

 

大動脈解離とはいったいどんな病気なのか、鶴ひろみさんの他に大動脈解離に罹患した芸能人について、まとめてみました。

 

 

声優・鶴ひろみさんについて

鶴ひろみ

 

鶴ひろみさんは、1960年生まれの声優です。

 

小学校2年生で劇団ひまわりに入団、高校3年生のときにアニメ「世界名作劇場」の「ペリーヌ物語」のオーディションに合格し、主人公のペリーヌ役で声優デビューしました。

ペリーヌ
ペリーヌ物語の主人公・ペリーヌ

 

声優としては他にも「それ行け!アンパンマン」のドキンちゃんや「ドラゴンボール」のブルマ、「きまぐれオレンジロード」の鮎川まどかなどの役を務めてきました。

ドキンちゃん
ドキンちゃん

 

1986年に「超人ロック」のロック役などを務めた声優の難波圭一さんと結婚しますが、その後離婚しています。

 

声優で最も長く演じていたのがドキンちゃんで、30年もドキンちゃんの声を担当していました。

 

鶴ひろみさんは11月16日、首都高速道路に停めた車の中で意識を失っているところを、パトロール中の車に発見されました。

 

すぐに病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

 

死因は「大動脈解離(大動脈剥離)」でした。

 

鶴ひろみを襲った大動脈解離とは?

大動脈解離

 

大動脈解離とは、大動脈の壁に亀裂ができてしまい、そこから血液が壁の中に入り込んで壁が避けてしまう疾患です。

 

大動脈の壁は3層構造なのですが、何らかの原因で血管壁に亀裂が入り、層と層の間に血液が入った状態が大動脈解離です。

 

(報道では「大動脈剥離」とされていましたが、疾患名は「大動脈解離」です)

 

大動脈解離が起こると強い痛みを伴うことが多く、またその中でも「Stanford A型」と呼ばれるタイプの大動脈解離の場合、放置すると半数以上が1ヶ月以内に死に至る、とても厄介な病です。

 

大動脈解離の原因ははっきりしていませんが、高血圧動脈硬化危険因子だと考えられています。

 

鶴ひろみさんの大動脈解離がどのタイプだったかは分かりませんが、運転中に発症し、救急車を呼ぶことも出来ずに亡くなったことから察すると、急激に大動脈解離の症状が進んだのではないかと考えられます。

 

大動脈解離に罹患した芸能人について

鶴ひろみさんの他にも、これまで大動脈解離に罹患した芸能人が何人もいました。

 

大動脈解離で他界

・渡辺英樹さん(元C-C-B)

・大滝詠一さん

・中嶋しゅうさん

 

大動脈解離から復帰

・笑福亭笑瓶さん

・加藤茶さん

・大木凡人さん

・武川雅寛さん

 

いずれの方々も、何の前触れもなく突然発症しています。

 

鶴ひろみさんを惜しむ声多数

鶴ひろみさんはまだ57歳でした。

 

他の声優をはじめ、多くの方が鶴ひろみさんの訃報に驚き、悲しんでいます。

 

 

 

鶴ひろみさんのご冥福をお祈りします。