北朝鮮が16日朝、何らかのミサイルを発射した模様です。

しかしミサイルの発射は失敗に終わったとみられています。

こうしたミサイル発射の報道でよく耳にする「ICBM」や「スカッド」とはいったい何のことなのでしょうか?北朝鮮の行動の意図は何なのでしょうか?

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ICBMは「大陸間弾道ミサイル」の略

射程距離5,500km以上の弾道ミサイル

まずは「ICBM」について。

ICBMとは Intercontinental ballistic missile の略です。

日本語に訳すと「大陸間弾道ミサイル」となります。

有効射程は、大洋に隔たれた大陸間(例:北アメリカ大陸とユーラシア大陸間など)を飛翔できる超長距離です。

アメリカとロシアの間ではICBMを「アメリカ合衆国本土の北東国境とソ連本土の北西国境を結ぶ最短距離である5,500km以上」の弾道ミサイルと定義しています。

このICBMを所有しているのはアメリカロシア中国インド、そして北朝鮮です。

北朝鮮の所有するICBMは「テポドン2号」といいます。

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スカッドはソ連が開発した短距離弾道ミサイル

スカッドはソビエト連邦が開発した短距離弾道ミサイルです。

このスカッドを各国で改良したものも含めてスカッドミサイルと呼ぶこともあります。

スカッドの有効射程は130~700kmですが、北朝鮮のスカッドERは1,000kmもの射程距離があるそうです 😯 

このタイミングでのミサイル発射、北朝鮮の狙いは?

北朝鮮は16日の朝に弾道ミサイル1発を発射しました。

しかしそのミサイルは発射直後に爆発し、発射が失敗に終わったと見られています。

今月5日には同じ場所から日本海へ向けて射程1,000kmのスカッドERを発射したと見られていますが。こちらも発射後に制御不能となり失敗に終わったと見られています。

北朝鮮はアメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習に強く反発していたことと、15日が金正恩(キム・ジョンウン)の祖父である金日成(キム・イルソン)の生誕105年であったことから、15日に大規模な軍事パレードを行っていました。

アメリカのトランプ大統領に対する牽制と挑発の意味もあると見られています。

本当にミサイルが発射に成功してしまうとアメリカから攻撃されるかもしれないため、アメリカ本土を射程に入れられるICBMではなくワザと短距離弾道ミサイルを打って失敗したのではないでしょうか。

そもそも北朝鮮は短距離弾道ミサイルでどこを狙っていたのでしょう?

狙いは在日米軍基地ではないか、との説もあります。

もしまた次にミサイルを打つとしたら、次は韓国大統領選挙のある5月9日前後が危ないのではないでしょうか。

何事もないことを祈ります。

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