毎年、冬の寒さが本格化する頃になるとインフルエンザウイルスが猛威を振るいます。

インフルエンザが流行する前にワクチン接種をして感染の予防に努める方は多いと思いますが、一方で「予防接種したのにインフルエンザにかかった」「予防接種代が病院によって違うのは何故」などと疑問に思っている人も多いと思います。

インフルエンザ予防接種を毎年受ける理由や料金の違い、効果的な接種時期などをまとめてみました。

インフルエンザの予防接種は何故毎年受けるの?

例えば百日咳や流行性耳下腺炎(おたふく風邪)のワクチンは、一度予防接種を受ければ一生その感染症にはかかりません。

 

このような長く続く強い免疫を「終生免疫(しゅうせいめんえき)」といいます。

予防接種

 

インフルエンザワクチンの場合、接種してからの免疫力(感染しないように働く力)は5カ月程度しか持続しないと言われています。

 

残念ながらインフルエンザワクチンは終生免疫の効果が期待できないのです。

 

そのため、インフルエンザの予防接種は毎年受けることが推奨されています。

 

インフルエンザの予防接種をしたのに感染した!その理由は?

これ、管理人も経験あります^^;

せっかく予防接種をしたのにインフルエンザに感染してしまうと悔しいですよね><

 

インフルエンザの予防接種をしたのに感染してしまう、その理由は大きく分けて3つあります。

 

ワクチンの血清型の予測が外れた場合

ウイルス流行

インフルエンザウイルスには、いくつかの型があります(血清型、といいます)。

 

インフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行しそうな血清型を予測して製造されます。

シーズン前の7月には製造株が決定しているんですよ!

 

そのため、実際に流行したウイルスが予測した血清型と違っていた場合、せっかく予防接種を受けてもワクチンの効果が得られないということが考えられます。

 

インフルエンザウイルスは変異しやすい

ウイルス変異

インフルエンザウイルスは増殖スピードがとても早く、1個のウイルスが1日で100万個以上に増殖すると言われています。

 

遺伝子が増殖するときに前とは違うコピーができてしまうことを「変異」というのですが、インフルエンザウイルスは「変異」が起こりやすいウイルスなのです。

 

そのため、予防接種を受けてインフルエンザの免疫を作っておいても、変異したインフルエンザウイルスに感染してしまうとインフルエンザを発症してしまうことが考えられます。

 

免疫力の低下

免疫力低下

 

せっかく予防接種を受けていても、日頃の過労やストレスなどで免疫力が低下していると、インフルエンザウイルスが体内に入りこんだときにウイルスをやっつけることができず発症してしまうことが考えられます。

 

 

インフルエンザ予防接種は受けたほうがいいの?

闘病のイメージ

 

インフルエンザの予防接種は、受けたほうがいいでしょうか?

 

私は、感染や重症化を防ぐためには予防接種はしたほうがいいと考えます。

 

特に、お年寄りや持病(心臓病、呼吸器疾患、糖尿病)を持った人はインフルエンザに感染すると重症化する恐れが高いので、インフルエンザの予防接種は受けたほうがよいでしょう。

 

インフルエンザ予防接種の料金が病院によって違うのは何故?

インフルエンザワクチン

インフルエンザ予防接種の料金は、病院によってまちまちです。

 

安いところでは2000円台で接種できるところもありますが、高いところだと5000円近くもしてしまうことも 🙁 

 

何故インフルエンザ予防接種の料金が病院によって異なるかというと、インフルエンザの予防接種は自由診療(健康保険適用外)だからです。

 

そのため、各医療機関ごとに予防接種の料金を設定することができます。

 

ちなみにインフルエンザワクチンの製造原価は1回あたりおよそ350円です。

医療機関はインフルエンザワクチンをおよそ1000円で購入しています。

 

仮にインフルエンザ予防接種の1回あたりの料金が3500円だとすると、医療機関の儲けは2500円ということになります。

しかしそこから人件費や注射器代などのコストを差し引くと、さほどの儲けにはなっていないようです。

 

インフルエンザ予防接種の料金を安く設定することで多くの患者さんに来てもらいたいと考える医療機関がある一方で、予約の殺到を防ぐためにあえて高めの料金設定にしている医療機関もあります。

 

また小児は2回のワクチン接種が推奨されていますが、2回めの接種のほうが安くなるという医療機関もあります。

 

インフルエンザ予防接種の料金がいくらになるのか知りたい場合は、自分の行きたい病院に電話やホームページなどで確認をしてみることをオススメします。

 

インフルエンザの予防接種はいつ受けると効果的?

予防接種

 

インフルエンザの流行時期は、毎年12月~3月頃がピークです。

 

インフルエンザのワクチンを接種してから効果が出るまではおよそ2週間かかり、効果はおよそ5カ月間持続します。

 

そのため、インフルエンザの予防接種は11月中には終わらせておくのがよいでしょう。

 

インフルエンザの予防接種には予約が必要な医療機関が多く、シーズンが始まってしまうと「予約がいっぱいで受けられない」ということもあり得ます。

 

そのため、10月に入ったらインフルエンザ予防接種の予約についてかかりつけの病院に確認しておくとよいでしょう。

 

以上、インフルエンザ予防接種についての話題でした(^^)/