X JAPANのYOSHIKIさんが緊急帰国し、記者会見を行いました!

YOSHIKI

YOSHIKIさんの語った内容を、一問一答形式でつづっていこうと思います。

YOSHIKI緊急帰国・記者会見の一問一答

アコースティックライブ版の詳細は?

X JAPANとして最後にやったロンドンのウェンブリー・アリーナでやったコンサートと、個人的に一番最後にやったカーネギーホールのコンサートが凄く印象に残っているので、こういうこと(手術)がなければ普通のX JAPANのコンサートだったわけですけれども、ドラムが叩けなくなってしまったので、ウェンブリーとカーネギーホールのコンサートを合体したようなイメージが湧いてきまして。

開演の6時から「WE ARE X」の60分バージョン(スペシャルカット)を上映しまして、7時からX JAPANのコンサートがスタートする予定です。

内容的には、本来ならばドラムがある場所にピアノが置かれていまして、その両脇にストリングス10名ぐらいずつで考えては居ます。。アンプラグドのイメージではあったんですが、その後メンバーともしゃべって、多少歪み系の音も入ったコンサートになると思います。

曲の構想は?

TOSHIともしゃべったんですが、昔の曲を結構やったらどうだって、いろんな意味で練習しなくてはならないんですけども。

例えば昔やってた「ROSE OF PAIN」とか「UNFINISHED」とか、X JAPANでここ数十年やってなかった曲を…いろんなアイデアが上がってきまして。

どこまでできるかどうかははリハーサル次第です。まぁあまり過酷なリハーサルも出来る状況じゃないので、身体と向かい合いながら、出来る限りの。サプライズ的なコンサートになるんじゃないかと思ってますけど。

現在の体調は?

来る前にお医者さんともお会いしてきたんですけれども、あまり良くないです。やはり痛いです。人工の頚椎を入れたんですが、身体に馴染んでないんですかね。切った場所がまだ感覚がなくて、ちょうど右の首半分が感覚がないので、誰かに首をしめられているかのような感じで、すごい気持ち悪いですね。

後は、左手は痺れっぱなしですね。何万ボルトも流れているような感じなんですが、リリカという神経の暴走を抑えるような薬を飲んでいるんですけれど、大量に摂取しています。

アメリカでは安静にという言葉があまりなくて、むしろ動いていたほうが良いとのことで、コンサートも「ピアノであれば」ということで、医者には勧められました。ただ、完治には6ヶ月はかかるというか、人工頚椎も馴染むんじゃないかと。痛いと言っていても痛いだけなので、前に向かっていれば自然と傷みを忘れるかんじですね。

リハビリ中は何を考えていたか?

今後僕はドラムを叩けるんだろうか、と。

多分叩けると思うんです。どの程度のレベルというか、激しさ。今までが10だとしたら、もう10はないのか、場合によっては11を1回だけやって死んでしまったりするのかなんて考えてたりしたんですけども。

ただ、叩けるようになったとしても、叩きたいのかということを考えたりもしました。

今回C5C6の間の椎間板を人工のに入れ替えたんですが、頚椎の3と4、4と5の間もボロボロらしいんです。実は4と5の間のも入れ替えようという話が直前まで出ていたのですが、危険を伴うということで、今回は1箇所をやったという。1箇所やったのなら、またやらなきゃいけないの?って。もし今後もドラムをやるようなことがあったりしたら、かなりの確率で(再手術が)あると言われています。まぁちょっと、いろいろ考えているところではあります。

YOSHIKI

コンサートの尺は?

フィルムを多用すると思いますけれど。X JAPANのコンサートはいつも長過ぎると怒られるくらいなので、2時間以上は映像の後には行われると思いますが。皆さんがちゃんと電車で帰れるまでには…(笑)。開演がちゃんと始まったとして(笑)。

でもロンドンのときも思ったんですが、ウェンブリーですよね、フィルムの終わりと同時に出てくる演出になっているので、遅れようがないんです。今回もフィルムから始まるので、フィルムがもし6時に始まったら、7時に出てこらざるを得ないので、自分たちにとってはなかなかいい方法だな、と。まぁ2時間か2時間半のイメージですね。

ゲストはいるか?

まぁ多少のサプライズはあるかもしれないですが、基本的にはX JAPANというコンサートで。

TOSHIとは相当しゃべったんですが、やはりX JAPANって、バンドではありますが、ある種なんというか生き方というか、ドラマを背負ってきているバンドで。今回もまたこういうことになってしまった、でも今回でなければできないステージってあるんじゃないか。

僕は手術前に言ったんですけど、もしステージに立てるのであれば絶対に感動的なステージをやる自信はあるっていう話をしてました。ある意味歴史的なステージになるだろうし、そうする自信はあります。

同行してくれる医者はいるか

まぁそうですね。いろいろと不自由な点はありますので、乗り切れるように。

ディナーショーの構成は?

ディナーショーはもともとドラムを叩く予定はなかったので、まぁ予定通りですね。

リハーサルはやるのか?

それどころじゃないですよね(笑)今はもう、目の前のことで精一杯です。

ディナーショーの一部を寄付?

それはもともと決まってたんですけど、今回マイアミにある音楽学校に、はい。それはコンスタントにやっている中の一部です。

生活の中で一番大変なことは?

日本に来て一番大変なことは、お辞儀が辛いですよね。アメリカには手術後1ヶ月間いたので、お辞儀ってしないじゃないですか、向こうだと。

あと、物が持てないですね。とはいっても普段から何も持たない、考えてみたら(笑)

あと、僕がピアノを弾くのが大好きなので、触るものが全て電流が流れている感覚がする…まぁでもそれは手術前も一緒ですけれど。

あと何だか異物が入ってるというか、首の芯の方から痛むというのが…。早く自分と(人工椎間板が)合体しないかなぁと。

誰かドラムゲストはいるか?

ドラムは無しです。もう全くアコースティック形式というか、ドラム自体は。ゲストも無いです。

具体的なリハビリは?

本当のリハビリが開始するのが(手術から)6週間後になるので、今日でちょうど5週間かな、だから来週ぐらいからトレーニング的なことも始めるようになるんですけど、それまではなるべく私生活に戻るというのが一番のリハビリですね。

ドラムを叩くというのはまだ考えていないんですが、ちょうどツアーにフィジカルセラピストの方に同行していただくので。ツアー中とかも、身体を動かしたりとかいう…。

本当に治るかという不安はあるか?

自分の中では治らないチョイスはないというか。治ると信じてますし、今回ファンの人達からも千羽鶴というか十万羽鶴くらいもらったりとか。治らないというチョイスはないと決めています。

寝るときは大変か?

最初の2週間位、寝るのが地獄でした。寝る瞬間が一番辛かったです。あと先週どうしても外せない撮影があって美容院に行ってきたんですけども、頭を洗う、あれがもう地獄だったというか。寝る作業が一番辛かったです。

ドラムトラックを使うか?

まず今回はドラムの音は聞こえてこないと思います。

ストリングス・アレンジは新たに書かれたのか?

書いてます、はい。今まさしく。ちょっと飛行機の中でも書いてたんですけども。

曲によっては多少激しい曲もストリングスとギター、ベースなどでやろうとしてるので、新たなアレンジは結構ありそうですね。

コルセットについて

いろんなコルセットをしてるんですけど、今つけているのは人にぶつかったりしたときに頭が下に落っこっちゃわないように固めで、飛行機の中では柔らかめのを。普段の生活の中ではなるべく外すようにしています。

当日は取れるように、これ(会見のときにつけているコルセット)だと完全に鍵盤が見えないので…ある程度見ないで弾く練習もしてますけどね。

YOSHIKI

一番の支えは?

やはりファンの皆さんの支えです。その後、バンド関係者。マリリン・マンソンとか励ましてくれて。

それとTOSHI。よく電話でしゃべったんですけども、手術前・後ともに前向きな会話をしたんですよね。15年前であれば考えられないような、まさかTOSHIにここまで励まされるとは思ってなかった(笑)…すごいですよね、人生ってわからないですよね。

もしX JAPANが再結成してなければ、僕は首を2回切ってない。再結成によって過ごせた素敵な時間とか、世界に向かっていく挑戦の感じっていうのは、痛みは伴っていますが、後悔はしてないというか。

やっぱりヘッドバンギングって良くないと思います(笑)。考えたほうがいいと思います、今後。

アルバムの影響は?

ないわけではないです。終わって2日目からスタジオに入ってますので、アルバムにはそれほど影響していないかと。

アルバムを出すということは、それなりのツアーということも考えたいと思っていますので…。

先ほどヘッドバンギングは良くないって言いましたけど、やはり激しいステージはやりたいと思っていますので、なんか身体を支えるようなもっと良い医学はないかと探してたりもしますけど。

アルバムを出してツアーをしたいとは思っています、ただ時期はわからなくなっちゃいました。

何で無茶をしちゃうのか?

スポーツアスリートの方たちと比べちゃ恐れ多いかもしれないですけど、やはり何か人を感動させるため、あるいは自分の何かを成し遂げるために何かに向かうときって、やはり何か自分の限界を超えなきゃいけないんじゃないかっていう。そういうときってなんか身体のことなんて二の次になってしまうっていう、はい。そういうのってミュージシャンに限らないんじゃないかって。

今回のアコースティックライブは世界でもやるのか?

まぁどうなるか、本当に。いろんなチョイスを考えたんですけど。やっぱりドラムを叩いてピアノを弾くっていうのが一番しっくり来るかなって、そのためにはどうすればいいんだろうというのを試行錯誤しているというか。

最後に、世界に向けて一言。

いろいろあってまだ乗り越えている壁ではないですけど、また必ず復活するというか、X JAPANってここで終わってもおかしくなかったという時代がいっぱいあったと思うんですけど…。

人って終えてしまったらその時点で物語を完結してしまうというか、アメリカとかでもそういう死んでしまって伝説となったアーティストもいろいろいるとは思いますけど、生きてることによって、進行形のことによって、人に感動を与えられるようなアーティストを目指したい、そういう生き様を見せられるように頑張っていきたいと思っています。

 

今回はYOSHIKIさんが緊急帰国してくれて、まだ痛みが残る中でこんなにたくさんの質問に答えてくれてとても嬉しかったです!!