2018年9月で引退することを宣言している歌手の安室奈美恵さんが、11月23日放送の「告白」(NHK総合)で久しぶりにテレビ出演を果たしました。

 

番組内ではインタビューにも応じ、時には涙も見せた安室奈美恵さん。

 

安室さん出演の「告白」の内容や、感想などまとめてみました。

 

 

安室奈美恵出演「告白」(NHK)の内容は?

「辛いこととか大変なこともあったけれども、なんか幸せな25年間・・・歌手として素晴らしい出会いもして経験もしてこられた25年間だったと思います」

 

このような言葉で始まった、安室奈美恵さん出演の番組「告白」。

 

11月23日に放送されたこの番組「告白」は内容が3部に分かれていました。

安室奈美恵

 

第1章 平成のヒロイン

デビューしたらすぐに曲はヒットすると思っていた、という安室さん。

 

しかしなかなか曲がヒットせず、

私がセンターでメインボーカルをしているから曲がヒットしない」と思って、

社長に「辞めさせてください」と言ったこともあったそう。

 

5枚目のシングル「TRY ME」でようやくヒット。

そして8枚目のシングル「Body Feels EXIT」から小室哲哉さんのプロデュースが始まりました。このとき、安室奈美恵さんは17歳でした。

 

小室哲哉さんの仕事はプレッシャーだったと語る安室奈美恵さん。

他のアーティストがヒットしているのに、自分が売れなかったらどうしよう

と思っていたそうです。

 

しかし小室さんのプロデュース曲はヒットを飛ばし、18歳では「Chase the Chance」で紅白歌合戦に初出場を果たしました。

 

デビュー当時は踊ることが好きで、ダンサーになりたかったという安室さん。

しかし仕事を通して“歌い”ながら“踊る”ことはもっと好き、となったそう。

 

街には安室さんのメイクやファッションを真似た『アムラー』があふれていました。

安室奈美恵さんはまさに「平成のヒロイン」にふさわしい存在となっていました。

しかし安室さん自身は当時の『アムラー』のことを

自分のことじゃない、名前だけが独り歩きして、そんな感じでした

と語っていました。

 

1997年、結婚と妊娠、休業を発表した安室奈美恵さん。

当時の芸能界では異例のことでしたが、安室さんは

好きな人がいて、子どもを授かった嬉しさ

でいっぱいだったそう。

 

1997年の紅白歌合戦で「CAN YOU CELEBRATE?」を披露し、一年間の育休へ。

 

そして翌年の1998年、安室さんは紅白歌合戦で仕事復帰。

そのときの曲も「CAN YOU CELEBRATE?」でした。

復帰には不安や緊張があったそうですが、観客が暖かく迎えてくれたことで感激し、安室さんはステージ上で涙を見せていました。

 

このときのVTRを見ているときの安室さんは、を流していました。

インタビューをしていた秀島史香さんも、実はもらい泣きしていたそうです。

安室奈美恵さんが番組中に涙を流したのは、唯一この場面でした。

 

第2章 新しい自分

22枚めのシングル「NEVER END」が沖縄サミットのテーマ曲として起用されたのを最後に、小室哲哉さんがプロデュースから外れてしまいます。

 

「自分で“自分”をプロデュースしなよ」

そう言われた安室奈美恵さんは、正解もなければ間違いもない道を手探りし始めました。

 

25枚目のシングルであり、自ら作詞した「Say the word」は、息子のために何が出来るという思いで作られたそう。

 

しかし安室さんの人気はここで終息し、コンサートの動員数やCDの売り上げ、チャートは落ち込みました。

 

歌手の“安室奈美恵”というのがわからなくなった

そこで「安室奈美恵」の名前を1回置いて「SUITE CHIC(スイート シーク)」の名前で他のアーティストとコラボ活動を行なったことで、楽しむことを忘れていたことに気がついたそう。

 

自分が好きなことは好きだと、いいと思うことは胸張って堂々とやればいい

安室奈美恵さんはそう思えるようになったことで、次のステージに行けたと言います。

 

2007年、シングル「Baby Don’t Cry」で安室奈美恵さんは再び頂点に立ちました。

 

活動はコンサートを主軸とするようになりました。

TVだと「面白いことを言わなくちゃ、と思うと苦しくなってきて」となってしまうため、「コンサートという場所で、生の私を見てもらって」と思うようになったそうです。

 

第3章 引退

デビュー当時から、デビュー出来て嬉しいとは思いつつも「一生続けていく仕事じゃないな」と思っていたという安室奈美恵さん。

 

20代後半の、悩み苦しんでもがいていた時期に「引退」の文字が頭をよぎったそう。

相談できないってことが、一番の大きな悩み

安室奈美恵さんは当時をこのように振り返っていました。

 

しかし、デビュー当時に「絶対絶対大きなコンサート会場で引退コンサートをする!」という目標を掲げていたことを思い出し、「まだ目標を叶えてないじゃん!」と思い返して踏みとどまったそう。

 

デビュー20周年ツアーではドームツアーを達成し、「やり尽くした」と思っていた安室奈美恵さん。

 

デビュー20周年での引退を考えていたものの、辞められる環境になかったため、安室さんは引退時期を25周年に再設定しました。

 

20周年で燃え尽きてしまい、どうすればいいんだろうとも思ったそうですが、

自分が今まで以上にワクワクしたりドキドキするにはどうしたらいいんだろう

と考え、引退までの5年間を楽しんでやろうと決意したそうです。

 

それからは毎年のアルバムリリースを計画し、2016年から2017年にかけては40年100公演のホールツアーを実施しました。これは「会場で直接、今まで支えてくれたファンにお礼を言いたい」という気持ちが込められていたそうです。

 

ファンに対して「この人達が一瞬でも『今日のコンサート楽しかった』と思えるものを作れたら」と語る安室奈美恵さん。

ラストツアーや引退までは「自分らしくやれればいいな」「あくまでも、明るく前向きに」と語って締めくくられました。

 

安室奈美恵出演「告白」を試聴しての感想

安室奈美恵さんはずっと売れているイメージしかなかったのですが、売れずに苦労した時期もあったことが意外でした。

 

しかし、売れずにもがいた時期があったからこそ、安室奈美恵さんが

自分が好きなことは好きだと、いいと思うことは胸張って堂々とやればいい

という心境にたどり着いたのだと思いました。

 

安室さんの好きなこといいと思うこと

それらをみんなファンが「いい」と思うからこそ、ファンがついていくのです。

 

正直、小室哲哉さんのプロデュースしていた頃の安室さんを私は「小室哲哉に利用されてる」くらいに思っていたので、安室さんが自ら好きなことを発信して売れていくようになったときには「こっちの方がカッコイイ!」って思っていました。

 

安室さん自身がいいと思って、楽しそうにやっている姿が、いいんですよね。

 

安室奈美恵さんの引退は寂しいですが、でも彼女らしい見事な引き際だと思いますし、最後まで自分のポリシーを貫いてやりたいことをやってほしいと思います 🙂